2014年1月28日火曜日

マヌケさに唖然とした件。

「そうだ。明日は豆カレーにしよう。」
昨晩思いつき、乾燥豆を水に漬けて寝ました。

この3日間は、食材を一切買いたさずに冷蔵庫や冷凍庫、その他ストックしているもので料理をしよう、ということを続けています。

今朝早速、まずは炊飯器に白米をセット。考えてみると炊飯器でご飯を炊くのはとっても久しぶり。
ここ数カ月はもっぱら、スキレットかアルミコッフェルで炊いていたのです。美味しく炊けるしなんといっても短時間で炊けるのです!
でも今日はスキレットで豆を煮ているし、別口のコンロではカレーを作りたいので、久しぶりに炊飯器が登場。

そして豆を煮ることからスタート。
別鍋で玉ねぎを炒め豚肉を炒め…いい感じで豆が柔らかくなったら別鍋(カレー)に豆と煮汁を入れてひと煮立ち。
カレーパウダーを味見しながら溶かし入れ・・・
おぉ~イイ感じ。と思った頃、

「ピピィーッピピィーッ♪」
ご飯が炊けた!

なんと素晴らしいタイミング!と思いながら、しゃもじを水でぬらし、炊飯器の蓋を開けると、


・・・え?・・・なんじゃこりゃ?

水が・・・ない・・・

そう。
お米を洗い炊飯器に入れたところまでは良かったが、
水を入れるのを忘れるという致命的なミス・・・。
炊飯器は久しぶりだったから・・・。なんて言い訳も通用しそうにもないですが、
本当に自分自身のマヌケさにしばし呆然としました。


結局、アルミコッフェルで炊きました。
約40分ほど水なしで熱せられたお米は、その後問題なくとっても美味しい白ご飯へと変身を遂げてくれました・・・とさ。


チャンチャンっ。



2014年1月23日木曜日

生まれた日


昔幼い頃、父の誕生日に「お誕生日おめでとう!」といって手紙を渡しました。

すると、
「誕生日なんて、年をとるだけで嬉しくもなんともない。」
なんて、つまらない返事をもらったことがあります(笑)

大人になってからこの話しを姉にすると、
「あぁ~。笑)照れだね。パパらしい照れ隠しだ。」と。

なるほど。姉はすごい。と思った。



昨日、私も一つ年をとりました。
毎年誕生日の日は、有休をとることにしています。
いろいろ、考える日にしたいので。

いろいろな方法で日本中・世界各地にいる友達と一瞬にして連絡をとれるようになった近頃。

何もしていないのに皆さまから「おめでとう」とたくさんのお祝いメッセージをいただきました。
なんだかとても恐縮な気持ちでいっぱいになりました。
これまでそんな風にとらえたことはありませんでしたが、今日はそんな風に感じました。

何に対してのおめでとうであるのか。
それはやはり、この世に誕生してきたことに対してであり、
本来は私が両親にありがとうを言うべき日だったなぁと、と、過ぎてから気づきました。

父の照れ隠しも、いろんな感情がつまっていたのかな、と、
思うことができる年になりました。


私が生まれた十年前の今朝は、雪の降る日だったそうです。
家の坂には雪が積もって車が上がれず、母は必死に雪道を歩いて病院に向かった。
寒かっただろう、と思います。

今年もたくさん、やりたいことや目標にしていることがあります。
でも何よりも、両親をはじめ、これまでお世話になってきた方々に恩返しができるよう、
自分のことばかりでなく周りの人々のためにも生きていく、
そんな気持ちで行動する年にしたいと思います。
そして健康な1年に。

どうぞ、宜しくお願い致します。

2014年1月19日日曜日

紫色の足の爪

先週の八ヶ岳、大分寒かったようで、
足の指の調子が今だにおかしい。

足の指の感覚がなくなったり、戻ってきたりというのは毎度のことで、
今回もいつもの事だろうと思っていましたが、
今回はいつもの事・・では済まなかった様子。

冬は短く、
貴重なこの時期ですが、
なんとなく気になるこの小さなパーツ。
自分の身体をたまには大事にしてあげようか・・と、少しの間、アイスクライミングはお休みすることにしました。

来月後半、まだ氷、残っているかな。

2014年1月17日金曜日

久しぶりの友達、みたいな。


山に通うようになってから
岩の壁を登るようになってから
本気だななんて言われるくらい山が好きになってから

あまりお酒を飲まなくなり、家でお酒を飲むことはパタッと止んだ私ですが、

今日は何故かすごくビールを飲みたくなったので、久しぶりに買ってみました。

美味しい…。
喉から身体に染み渡ります。

まるで、小学校の頃の友達に再開した気分です。

「よっ。久しぶり。なんか、昨日会ったみたいな感じするよね。」




ほんと、久しぶりにほろ酔い気分です。
たまには、いいかな。

2014年1月15日水曜日

食に対する欲


なぜか、ここ1週間ほど続いた、食べることに対する欲の低迷。
お腹は空くけど、特に食べたいものが思い浮かばず何を食べようか悩みに悩んでしまい、
スーパーの店内を行ったり来たりウロウロ。
もういいや。と、シュークリームとヨーグルトをカゴに入れてレジへ向かうという・・・
なんだか謎な日々。

ですがついに今夜、何かを思い出したかのように身体が欲したものは、生野菜と肉。

サラダで山盛りになった大きなお皿を手にした時、「あ、この量はさすがに無理かな」と思ったけれど、そんな心配は無用で、あっと言う間に食べ終わりました。

確実に、野菜不足だったと思われます。

何だったんだろう…

2014年1月7日火曜日

2014年初登山は赤岳へ

新年初登山は、八ヶ岳・赤岳へ。

ここは、私が雪山に登りたいと決めて始めてトレーニングに来た山であり、初めてからも登山のみでなく、アイスクライミングやバリエーションルートなどで、近年頻繁に通うエリア。

今回は、現在プロカメラマンとして活躍されている大学時代の先輩と、ご友人の写真家さんとの山行で、私にとってもとても新鮮でそして興味深い経験となりました。


早朝、テントを張っていた南沢小滝手前を出発、文三郎尾根途中で空が色づき始めました。


風はほとんどありませんでしたが、気温が異常に低かったように思います。
いつも持ち歩いている温度計を今回は忘れてしまったので何度かわかりませんでしたが、、。

12本アイゼンの前ヅメを使用しないと登れないくらいの急斜面になってきたころ、
ふと、なぜ私はここにいるんだろう。と自問していました。

こういった自問は、山に登っているとたまにふと、してしまうことがあります。そうして歩いていると、答えが見つかることがあります。

空が色づき始めこんな淡い彩のなんとも優しい画が目の前に広がった時、
あぁ、来てよかった。これだな。と心から感じました。

重くて大きなカメラを抱えたお二人。
冬の山々と朝日が見せる、なんとも言葉にならない美しい自然にレンズを向け、一瞬の色の変化も見逃さずシャッターをきっていました。

なぜ山に登るのか、は、人それぞれ目的や目標、想いが違うわけで、
普段は同じ方向を向いた仲間と山へ行くことが多いですが、
お二人を見ていたら、やはり芯の通った人はカッコイイなと感じました。

隣の尾根の向こうの現れたカモシカをじっと見つめ、その1匹のカモシカが、朝日に照らされた尾根まで上がるのをカメラを覗き込みながらじっと待つ。
私はカモシカではなく、そんなお二人に見入ってしまいました。
付けくわえますが、寒いんです。とっても。鼻の中がシャリシャリになるほど寒い中です。おそらく気温はマイナス10度を下回っていたはずです。



頂上では、猛烈な風が吹き、非常に寒かったです。
始めは何ともなかったのですが、途中から突然、息苦しさと吐き気がしてきました。

山であんな風になったのは初めてでした。普段ならなくても、体調の変化でなったりするのだとか。たしかに、年末に大風邪をひき、今回は病み上がり登山でした。

標高をおとすと気分は良くなりましたが手足の指先の感覚はなかなか戻りませんでした。
やはり体調管理は重要ですね。


家に戻りいつも寝ている布団に入った時、とても気持ち良くて、
前夜のテントの中で感じた寒さと背中の硬さと比べると、なんて快適なんだろうと、この上ない幸せを感じました。

でも、いつもこうして暖かくて気持ちいい布団で寝てたのでは、
あの美しい空を見ることはできない。

また、山へ行こう。と思いました。

2014年1月3日金曜日

新年

2014年
明けましておめでとうございます。

元旦に、お願いしていた一枚の絵が届きました。見つめていると時の流れを忘れてしまいそうな、見惚れてしまう素晴らしい作品です。これは秘密のプレゼント。

さて。
今年は、少し気持ちのスイッチをきりかえる年にしたいな、と思います。
大好きな、山から勇気をもらいながら。

今年も皆様にとって素敵な1年となりますように。